フォルクスワーゲンが新型コンパクト電動SUV「ID.クロス」を世界初公開しました。欧州価格は約518万円、航続距離は最大436km。EX30オーナーとして気になったので、スペックを比べながら率直に思ったことを書きます。
第一印象:スタイリングも内装もいい
デザインはシンプルで好印象です。ボルボ同様に奇をてらわない、クリーンな仕上がり。インテリアも物理ボタンを復活させるなど、使いやすさを優先した設計になっていて好感が持てます。
「ザ・VW」という感じで、幅広い人に受け入れられそうなデザインだと思いました。
EX30とのスペック比較
気になるポイントを並べてみます。 EX30 Ultra ID.クロス(上位) 全長 4,233mm 4,153mm 航続距離 344km(公称) 436km(WLTP) 最高出力 272ps 211ps 0-100km/h 5.3秒 約7.4秒(予測値) 欧州価格 約559万円〜 約518万円〜
サイズはID.クロスのほうがコンパクトで、日本での取り回しは良さそうです。価格も欧州ベースではID.クロスがやや安い。
航続距離の差は正直大きい
現在のEX30の航続距離(公称344km)には、正直かなり不満があります。遠出のたびに充電を意識しなければならない。
その点でID.クロスの436kmという数字は魅力的です。この約90kmの差は、実際の使い方では思っている以上に余裕の違いになります。
加速性能がネックになるかもしれない
EX30の0-100km/h・5.3秒という加速はかなり気に入っています。アクセルを踏んだ瞬間のレスポンスが気持ちよく、これがEV生活の大きな満足度になっています。
ID.クロスの加速はVWがまだ公式発表していませんが、同じプラットフォームを使うSkoda Epiqの実績から、最上位グレードで約7.4秒と予測されています。
EX30比で約2秒の差。数字以上に体感は違うはずで、乗り換えた場合に物足りなさを感じる可能性は高いと思っています。
乗り換え候補になるか
正直なところ、現時点では「候補から外れる」寄りです。
航続距離は魅力だし、価格も悪くない。ただEX30の加速の気持ちよさは、乗り始めてから改めて実感した大きなメリットで、そこで差が出るとなると話は変わってきます。
ただし試乗してみて気に入る可能性は否定できません。スペックだけでは語れない部分もあるので、日本に入ってきたら一度乗ってみたいと思っています。
まとめ
- デザイン・内装はシンプルで好印象
- 航続距離436kmはEX30オーナーとして素直に羨ましい
- 加速性能(予測値7.4秒)はEX30(5.3秒)に及ばない可能性が高い
- 現時点では乗り換え候補から外れるが、試乗次第で変わるかも
- 日本導入の予定は現時点でなし
日本への導入が実現した際には、ぜひ試乗レポートを書きたいと思います。
