ボルボの新フラッグシップSUV「EX90」が2025年7月8日、日本で発売されました。税込価格1,199万円〜1,399万円。7シーター・3列・航続距離650km・0-100km/h加速4秒台というスペックを聞いて、EX30オーナーとして率直に思ったことを書きます。
第一印象は「EX30をそのまま大きくした感じ」
デザインを見て最初に思ったのは、EX30のデザイン言語をそのままスケールアップした印象でした。スカンジナビアンデザインの文脈がしっかり引き継がれていて、ファミリーとしての統一感がある。その点は素直にいいと思いました。
ただ、全長5,035mmというサイズは正直「大きすぎる」と感じます。日本の駐車場事情や街中での取り回しを考えると、乗りこなすのはかなり難しいのではないでしょうか。
0-100km/hが4秒台というのは純粋にすごい
あの巨体で0-100km/hが4秒台というのは、数字として純粋に驚きました。EVのトルクの厚さがよく出ているスペックだと思います。スポーツカー的な加速をファミリーSUVで実現しているのは、EV時代ならではの話だなと。
航続距離650kmは正直かなり魅力的
これが一番刺さりました。現在乗っているEX30の航続距離には、正直かなり不満があります。遠出のたびに充電スポットを意識しなければならない。その点で650kmという数字は、EX30ユーザーとして素直に羨ましいと感じます。
7シーター・3列は我が家には不要
4人家族で、基本的に家族しか乗りません。3列目が必要なシーンが思い浮かばない。EX90の大きな特徴のひとつではありますが、我が家のニーズには合っていないというのが正直なところです。
1,200万円という価格について
スペックを見れば価格に見合った価値があるのはわかります。ただ、個人的には選択肢に入らない。
もうひとつ気になるのは市場の話で、1,200万円の予算がある人がボルボを選ぶかどうか、というところです。その価格帯にはベンツ・BMW・ポルシェといった選択肢が並ぶ。ボルボのブランド力がその価格帯で戦えるかどうかは、正直疑問に思います。
次に乗り換えるなら、EX60に期待している
EX90は自分には大きすぎるし、価格も現実的ではない。かといってEX30はもう少し航続距離が欲しい。
そう考えると、現時点でまだ日本未発売の「EX60」がちょうどいいサイズ感ではないかと思っています。EX30とEX90の間を埋めるモデルとして、日本への導入を密かに期待しています。
まとめ
EX90は完成度の高いフラッグシップモデルだと思います。ただEX30オーナーとして現実的に見ると、サイズ・価格・家族構成の3点でなかなか手が届かないモデルでもある。
個人的な次の一台は、EX60の日本上陸を待ちながら考えたいと思います。
