EV・新型車

VWがSamsungとデジタルキー連携。EVとスマホの融合が加速している。

2026年8月、VolkswagenとSamsungがEVのデジタルキー連携を発表しました。Samsung Galaxyスマホを使って、VWのEVをロック・アンロック・エンジン始動できるようになります。EX30オーナーとして、この流れについて思うことを書きます。

何ができるようになったか

Samsung WalletにVWのデジタルキーを登録することで、以下のことがスマホ1台でできるようになります。

  • ポケットに入れたままハンズフリーで解錠(UWB技術)
  • タッチで解錠・エンジン始動(NFC)
  • トランクのリモート開閉
  • 他のドライバーや一時的なアクセス(バレーパーキング等)への共有
  • スマホ紛失時はSamsung Findでデジタルキーを遠隔削除

対象モデルはID. Polo・ID. Cross・ID.3 Neo・ID.4・ID.5・ID.7・ID. Buzzなど。現在は欧州の一部市場で先行展開中で、日本・米国での対応は未発表です。

EX30でもスマホ連携はできている

VWの話ではありますが、EX30オーナーとして「うちはどうだろう」と考えました。

EX30はVolvoアプリとの連携ができています。自分が主に使っているのは2つです。

エアコンのリモート操作が特に便利です。夏の時期、乗り込む前にアプリからエアコンをオンにしておくと、乗った瞬間から車内が涼しい状態になっています。炎天下の駐車後でも快適に乗り込めるのは、EVならではのメリットです。

バッテリー残量の確認も日常的に使っています。充電しに行くタイミングの判断に役立っています。

ただしEX30のスマホキーはiPhoneで使える

今回のVW×SamsungはGalaxy限定の対応です。自分はiPhoneユーザーなので、そのままでは使えません。

EX30にもスマホキー機能はありますが、iPhoneで使っています。VolvoはAppleとの連携を軸にしているため、iPhoneユーザーにとっては現状のほうが使いやすい面があります。

VWも今後Apple Walletのカーキー対応を検討しているという報道があり、どちらのエコシステムでも使えるようになるのが理想です。

「スマホ1台に集約」は圧倒的に便利

今回のニュースを見て改めて感じたのは、スマホへの集約のメリットの大きさです。

スマホを持ち忘れることはほぼない。財布もスマホ、決済もスマホ、そして車のキーもスマホ。この1台に多くのことが集約されることで、日常の持ち物が減り、生活がシンプルになっていきます。

「物理キーのほうが安心」という声もわかりますが、個人的にはスマホキーの利便性のほうが上回っていると感じています。

EV×スマホの融合はまだ始まったばかり

VW×Samsung、Volvo×Apple、Tesla×スマホアプリ。各メーカーがスマホとの連携を強化しています。

EVはそもそもソフトウェアとの親和性が高い乗り物です。OTAで機能がアップデートされ、スマホで遠隔操作でき、AIと会話できる(EX60はGemini搭載)。ガソリン車では実現しにくい、この「車がデジタルデバイス化していく」流れは、EVに乗り換えた理由のひとつでもあります。

今後EX60のような次世代モデルが登場するにつれ、スマホとの連携はさらに深まっていくはずです。

まとめ

  • VWがSamsung WalletとのデジタルキーをEVに対応
  • ハンズフリー解錠・リモートトランク開閉・共有機能など
  • 現在は欧州のGalaxyユーザー限定、日本は未発表
  • EX30でもVolvoアプリでエアコン・バッテリー確認などが日常的に便利
  • スマホ1台への集約は利便性が高く、EVとの相性は抜群
  • EV×スマホの融合はこれからさらに加速していく