2026年7月、千葉県で線状降水帯が発生し、各地で深刻な冠水被害が出ました。ニュースを見ていて、正直「他人事ではない」と感じました。
自分の住んでいるエリアも大雨のたびに冠水する場所がある。自分のEX30が冠水したら、感電するのか、燃えるのか、保険はおりるのか。EV乗りとして気になったことを調べました。
EVは冠水したら感電するのか
これが一番気になったポイントです。結論から言うと、冠水・水没時の感電リスクはほとんどありません。
EVはバッテリーが自動的に車体から切り離される設計になっており、水没直後に乗員が感電することはほぼないとされています。レスキュー隊員が近づいても同様です。
「EVは水に弱い・危険」というイメージがありますが、この点については誤解です。
ただし「遅延発火」には要注意
安心しきれないのがこれです。
水没直後の感電は心配ないですが、水没後に放置すると燃えるケースがあります。2021年8月に水没後2週間経った日産リーフが突然発火した事例があります。バッテリーケースが中途半端に水没した状態になると、内部でじわじわとショートが進行して発火に至るリスクがあります。
「水が引いたし大丈夫そうだな」と思ってそのまま乗り続けるのが最も危険です。
EX30が冠水した場合の正しい対処法
国土交通省の公式見解をベースに整理します。
- 絶対にモーターをかけない
- 車体や周囲の水に触れない
- すぐに車から離れて安全な場所に避難
- ボルボのディーラーまたはロードサービスに連絡
- 外見上問題なくても、必ずディーラーで点検を受ける
「動きそうだから自分で移動させよう」は絶対NGです。
アンダーパスには特に注意
日本全国に約3,700か所あるアンダーパス(高架下をくぐる道路)は、ゲリラ豪雨時に急激に冠水するリスクが高い場所です。
入口では大丈夫に見えても、最も低い中心部で突然水深が深くなることがあります。少しでも冠水の気配を感じたら、引き返す判断が重要です。自分の住んでいるエリアでも注意が必要な場所がいくつかあります。
保険はおりるのか
車両保険に加入していれば、台風・豪雨・洪水・高潮による冠水は補償の対象になります。
ただし重要な注意点が2つあります。
補償される冠水・されない冠水: 原因 補償 台風・豪雨・洪水・高潮 ✅ 対象 地震・噴火・津波 ❌ 対象外(特約が必要)
同じ「水に浸かった」でも、原因によって全く扱いが変わります。地震に伴う津波で水没した場合は、特約を付けていない限り補償されません。
エコノミー型は注意:
車両保険の「エコノミー型(限定型)」でも冠水は補償対象になることが多いですが、契約内容によって異なります。今すぐ加入している保険の補償内容を確認しておくことをおすすめします。
この記事を書きながら気づいたこと
EX30はリコール対応中で充電70%制限が続いています。もし冠水してバッテリーを交換することになったら、そのついでにリコール対応も…などと考えてしまいましたが、それは流石に都合が良すぎますね(笑)。
冗談はさておき、線状降水帯や台風シーズン本番を前に、駐車場所の確認と保険内容の見直しをしておこうと思います。
まとめ
- EVの冠水時の感電リスクはほぼなし、安全設計がされている
- 危険なのは「水没後の遅延発火」。見た目が大丈夫でも乗らない
- 冠水したらモーターをかけず、すぐディーラー・ロードサービスへ
- アンダーパスは特に注意が必要
- 車両保険(台風・洪水が原因)は補償対象。地震・津波は要特約確認
- 今すぐ保険内容の確認を
