EX30 オーナーレポート

EX30に乗り換えたら家族が酔いやすくなった。原因と対策を調べてみた。

EX30に乗り換えてから、妻と後部座席の子どもが「酔いやすくなった」と言うようになりました。以前乗っていたV220d(ミニバン)では特に問題なかったのに。

気になって調べてみたら、EVならではの理由がいくつかあることがわかりました。

原因① 回生ブレーキによる予測できない減速

EV酔いの最大の原因として多く指摘されているのが、回生ブレーキです。

アクセルを離した瞬間に強い制動力が発生するのが回生ブレーキの特徴で、ガソリン車のエンジンブレーキよりも強い減速感を生み出します。ドライバーは自分でタイミングをコントロールできますが、同乗者は「いつ減速するか」が予測しにくい。この予測できない減速が、酔いを引き起こします。

原因② 静粛性が「予兆」を消す

ガソリン車ではエンジン音が「これから加速する・減速する」という予兆になっていました。同乗者はその音を聞いて無意識に体を備えることができていたわけです。

EVでは音による情報がほとんどないため、体が揺れに備えにくくなります。突然加速・減速が来る感覚になるので、視覚情報と平衡感覚のズレが大きくなり酔いやすくなります。

原因③ 瞬発的な加速が強い

EVはモーターで瞬時にトルクを発生させるため、ガソリン車と比べて加速の立ち上がりが鋭い。EX30の0-100km/hは5.3秒で、これはかなりスポーティな数字です。

ドライバーとしてはこの加速が気持ちいいのですが、同乗者にとっては「予想を超える加速」として体に伝わります。

車体サイズも関係している

以前のV220dと比べてEX30が酔いやすい理由には、車体サイズも関係しています。

ミニバンのような大きい車は、ホイールベースが長く車体も重いため、路面の凹凸や加減速の変化をなだらかに吸収します。また視点が高く、同乗者が外の景色を見やすい。

EX30はコンパクトSUVなのでホイールベースが短く、加減速の変化が直接伝わりやすい構造です。

EX60に乗り換えても解決するか?

正直なところ、回生ブレーキが原因の部分はEVである以上、車体サイズを大きくしても完全には解消しません。EX60もEVなので同じ問題は出ます。

ただし車体が大きくなれば揺れの収束は改善されるので、トータルでは今より酔いにくくなる可能性は高いと思っています。

現在やっている対策

我が家ではワンペダルドライブの設定を【中】にしています。家族を乗せているときは丁寧な運転を心がけていますが、それでも酔うと言われることがあります。

調べた結果、以下の対策が有効とのことです。

  • ワンペダルの設定を【弱】または【オフ】に下げる(回生ブレーキを弱める)
  • 減速は早めにじわじわと行う(急なアクセルオフを避ける)
  • 後部座席の子どもはスマホ・タブレットを使わせない
  • 乗る前に酔い止め薬を飲む(乗ってからでは遅い)
  • 停車中はエアコンで車内を換気する

まず試せる対策として、ワンペダルを【弱】に下げてみようと思っています。効果があればまた報告します。

まとめ

  • EV酔いの主な原因は「回生ブレーキ」「静粛性による予兆のなさ」「瞬発的な加速」の3つ
  • 車体が小さいほど加減速の変化が直接伝わりやすく酔いやすい
  • V220d(ミニバン)からEX30(コンパクトSUV)への乗り換えで両方の影響が出ている
  • EX60など大きいEVに乗り換えても回生ブレーキの問題は残る
  • まずワンペダルを【弱】に設定変更するのが手軽な第一歩